絶版になった元校長の書籍『教えて考えさせる授業・小学校』が、ネット書店・Amazonで何と94,048円(+送料340円)という高額な書籍になっています(12月6日現在)。
同書は、2月末に絶版にされたかと思われますが、定価(元値)2,100円(税込)が、こちらが気づいた範囲で6月初めに3,382円となり、10月末に23,512円と元値の10倍以上にハネ上がっていたのに驚きました。それが、絶版から9ヵ月程でさらに考えられないような高額なものになっていることに、あきれます。
なお『教えて考えさせる授業・小学校』は『新版 教えて考えさせる授業・小学校』として改訂版が11月10日に発行されています。
新版のキャッチフレーズには「好評だった『教えて考えさせる授業』(07年発行)の改訂新版。新学習指導要領に対応させ,各教科の指導事例を三分の二刷新」とあり、目次は、
第1章 なぜ,「教えて考えさせる授業」なのか
1「教えずに考えさせる授業」とその問題点、
2「教えて考えさせる授業」とは
第2章 「教えて考えさせる授業」の作り方・進め方
1どんな学習活動を組み込むか、
2「教えて考えさせる授業」のメリット、
3「教える」の方法、 4 理解確認の方法、
5「考えさせる」の方法、 6 理解と思考の深まりをとらえる、
7 教科書を活用する、
第3章 教えて考えさせる算数(略)
第4章 教えて考えさせる理科(略)
第5章 教えて考えさせる国語(略)
第6章 教えて考えさせる社会
3年 消防団の仕事、5年 気候に合わせた暮らしの工夫
6年 伊能忠敬のつくった日本地図、 6年 公共施設ができるまで
第7章 「教えて考えさせる授業」を体験する
「教えて考えさせる授業」のQ&A
ちなみに旧版の社会科は
3年 消防団の仕事、 4年 水はどこから
5年 自動車ができるまで、6年 人々のくらしと身分
小学校の社会科・歴史の授業で身分制度をどう扱うか、扱うことの是非も含めて教育の問題として議論すべきだと思いますが、そのこととは別に、ハナから「厄介な問題として敬遠し避ける」のは、いかがなものか。そしてそのようになるのを誘発し助長する「解同」の存在と、それに無責任に迎合する行政の姿勢こそが、大きな問題であることを改めて指摘しておきます。(藤波 滝音)
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